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【初心者向け】オウンスローの育て方|特徴・管理方法・増やし方まで解説
美しいシンメトリーと淡いグリーンが魅力的なエケベリア属の多肉植物「オウンスロー」。その上品でやさしい雰囲気は、多肉植物初心者から上級者まで幅広く愛されています。
この記事では、そんなオウンスローの特徴から、日当たり・水やり・温度管理、そして増やし方まで、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

オウンスローとは?【特徴と魅力】
オウンスローはエケベリア属のひとつで、整ったロゼット型のフォルムと、淡いブルーグリーンの葉色が特徴です。日差しや気温の変化により、葉先がピンクに色づく「紅葉」も楽しめるため、四季折々の表情を堪能できます。
肉厚な葉は水分を多く含み、乾燥に強く、比較的病害虫にも強いため、初心者でも育てやすいのが嬉しいポイントです。

オウンスローの育て方【基本編】
日当たりと置き場所
- 春・秋:直射日光が4〜6時間当たる場所が最適。屋外のベランダや軒先など、風通しの良い場所に置きましょう。
- 夏:葉焼け防止のため、遮光ネットやカーテン越しの日光で管理。高温多湿に注意し、風通しを良く。
- 冬:5℃以下になる地域では室内管理。日当たりの良い窓辺で育て、霜に当てないようにします。

水やりの基本
- 春・秋:成長期なので、土がしっかり乾いてからたっぷりと。7〜10日に1回程度が目安。
- 夏:根が休眠しがちなので、水やりは2〜3週間に1回ほど。蒸れに注意。
- 冬:月1回程度の軽い水やりでOK。土がカラカラでも心配しすぎないように。
注意: 葉に水をかけず、鉢底から水が抜けるように。受け皿の水は毎回捨てましょう。
土と鉢の選び方
- 土:市販の多肉植物用土が便利。自作するなら、赤玉土:鹿沼土:腐葉土を2:1:1の割合で。
- 鉢:素焼き鉢など、排水性に優れたものがベスト。

年間スケジュールで管理しよう!
月 | 管理内容 |
---|---|
1月 | 室内で管理。水やりは月1回程度。 |
2月 | 同上。日光にしっかり当てて徒長防止。 |
3月 | 暖かくなり始めたら水やり頻度を少し増やす。 |
4月 | 成長期スタート。葉挿し・株分けのチャンス。 |
5月 | 日光・風通し・水やりを意識して管理。 |
6月 | 高温期へ向けて遮光準備を。 |
7月 | 直射日光を避けて風通しの良い場所へ。 |
8月 | やや休眠傾向。水やり控えめに。 |
9月 | 涼しくなったら成長再開。植え替え適期。 |
10月 | 葉色が紅葉。追肥・管理を丁寧に。 |
11月 | 寒さ対策スタート。室内へ移動準備。 |
12月 | 室内管理へ。水やりはかなり控えめに。 |
オウンスローの増やし方
葉挿しの方法
- 健康な葉を根元から丁寧に取り外す。
- 切り口を2〜3日乾燥させる。
- 湿らせた土の上に置き、発根を待つ。

株分け
親株の脇にできた子株を取り分けて、別の鉢に植え替えます。春または秋が最も成功しやすい時期です。
よくあるトラブルと対策
- 葉が黒ずむ・腐る:過湿や風通し不足が原因。すぐに乾燥した場所に移動。
- 葉がしわしわになる:水不足、または根詰まり。鉢のサイズを見直してみましょう。
- 害虫の被害:カイガラムシやアブラムシは早期発見で除去。必要に応じて殺虫剤を。
まとめ|オウンスローは育てやすくて可愛い万能多肉!
見た目も育て方もやさしいオウンスロー。日当たり・水やり・季節ごとのケアをしっかり押さえれば、初心者でも失敗なく楽しめます。
育てるだけでなく、葉挿しや株分けで増やす喜びも味わえるので、あなたの多肉ライフをもっと楽しく彩ってくれるはずです。
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